テキストエディタ
3日ブログはなかったことに...
かれこれ12年くらいでしょうか,コードを書くのに xyzzy というテキストエディタをつかってきました.
プログラミングを始めたのは大学の研究室,UNIX 上で FORTRAN を書いてました.Emacs で.
Windows 上でも Emacs 系がいいなと思い Meadow → xyzzy と流れ着きました.
xyzzy は Windows ネイティブなアプリだからか動作が軽快(Meadowは重かった)なとこがお気に入りでした.
他にも
- 付属の2画面ファイラが優秀!
- Windowsアプリの呼び出しがラクちん
- まわりにユーザーがいる
といったあたりが自分にとっては利点でした.
ですが,
- grep が遅すぎる
- タグ(XTAGという独自形式)生成が遅い(毎回全部つくる)
あたりがずーっと不満点というか,どうにかしたいなあという欠点でした.
そして何年も開発がストップしている(ソースは公開されている)というところもマイナスポイントです.
乗り換え先の検討
IDE(eclipseとか)をエディタとして使うというのもアリだけど今回は除外.なんとなく.
満たして欲しい機能は
といったあたり.
いくつか調べたり触ったりしてみました.
最近では評判が良いので少しつかってみました.
- わりとモダンな印象.Visual Studio を意識,というかムリに避けていないという感じ
- Windowsネイティブで軽快動作
- フリーなのがよい
そんなに悪くないかな?と思ったのですが,Emacs キーバインドがなかったので手になじまず.
あと,拡張も Visual Studio で C++ というあたりがちょっと重たい感じ.
他にも評判よかったのがこちら.見た目けっこうよさげだったけど有料ってことで除外.
たまにサーバー上で作業したりするときにもたつくのがカッコ悪いので,
そのうちちゃんと覚えようと思っていた Vi系,いいチャンス!と思ったのですが.
やっぱり馴染めなかったです.
anything.el という拡張が革命的にすばらしい,ということなので触ってみました.
ファイルオープン時にファイルの履歴をたどる程度の設定だけためしてみましたが,確かに気持ち良いです.
その他の設定も Web で調べたらいくらでも出てくるんでらくちんです.
他にも
- 思っていたより重くない
- 色もいい感じのがあった(color-theme の zenburn というやつ)
- howm のデータが継続できた(これはでかい!)
元鞘感は否めませんが
結局元の鞘に戻ったようなカタチですが,今のところ, まあ受け入れてしばらくは,
xyzzy と同等程度の作業効率になるまでは Emacs を触っていくことにします.
おやすみなさい!